電子レンジの寿命

 

電子レンジって壊れないものだと勝手に思い込んでいた。
これは昭和63年後期に購入して昨日(令和元年9月8日)まで問題なく活躍してくれていました。昭和と言ってもほとんど平成で令和も元年ですが、3元号に渡り平成を生き抜いて活躍してくれたわけです。心からお疲れさまという気持ちです。

昨日、電子レンジを使った簡単レシピの料理を作っていると、いつものように『ブーン』という音と共に動作してました。が、『チン』と鳴る前に、ひときわ大きな『ブン』という音と共に止まったのです。
さすがにこれはおかしいと思いました。初めて聞く異音なんです。しかし、電子レンジは壊れないものと思い込んでいたので、きっと内部的な保護回路が動作したのだろう。時間が経てば復旧するはず。なんて簡単に思ってたがいつまで待っても復旧しません。どうせ簡単な断線だろうと修理すべくバラしかけましたが、いや待てよ。いちおうネットで情報を集めてからにしようと思い直してググってみたところ、電子レンジの寿命は約10年とあるではないか!

どうも、マグネトロンという真空管の一種であるマイクロ波を発生させるパーツの寿命が約2000時間らしい。今時真空管を使ってる家電製品が存在するとは思ってもみなかったが、真空管式であるならばぞの寿命にも納得できる。(コスト面や他の適性を度外視するとソリッドステート型でも可能らしいが通常電子レンジにはマグネトロンが使われるようです。)

2000時間 / 10年 / 365日 = 約0.55時間(約33分)
1日30分使うと寿命は10年と言うことになる。そんなに使うことは無いと思うけど、1日10分くらいなら使うだろうなと考えるとまさしく30年が寿命となり我が家のはピッタリとあてはまる。

そんなわけで修理は論外で購入することにした。
実際ターンテーブル式であれば1万円までで買える。フラットタイプでも1万円台。ま、独居なのでオーブンレンジはあまり必要ないと言うことで一番安価な17ℓのターンテーブル式を発注したのでした。

TOSHIBA Alacarte 31年間、お疲れさまでした。


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