この子は、大阪城公園で出会う野良。
人懐っこい素振りを見せるかと思うと異常にビクついて警戒している様子もあり、きっと飼い猫だったのが飼い主の都合で捨てられたのでしょう。そして、残念ながら心無い輩に虐待を受けたに違いない。
でもね、とても優しい素振りがたまらなく可愛い!
なんとかお友達になりたいと現在交渉中なのです。^^
このひょうきんなネコ独特の仕草がたまりません。(〃’∇’〃)ゝ
子供のころ飼っていたみーこを思い出します。
大阪城公園にはこの子達のような野良をサポートするボランティアの人たちがいて、毎日餌やりに公園内を巡回しているようです。そして、これ以上野良が増えないように不妊手術を施しているとの事です。
この子の欠けた片耳は人工的に切り取られた、不妊手術が済んでいるという目印なんだそうです。恥ずかしながら、野良同士の喧嘩の傷跡とばかり思っていました。^^;
以前はしっぽの毛を剃ったりしていたそうですが、それでは時間が経てば毛が生えて分からなくなるので、不妊手術受けてる子を気付かずに開腹してしまうことが無いように考えられたマークだそうです。耳をカットするなんて可哀想な気もするけど、人社会で野良と共存するためには仕方のないことなのでしょう。
目印には、耳ピアス、耳カット(先端を平らに切り取る・V字カットなど)、入れ墨、糸を結ぶ、首輪、など色々あるみたいですが、大阪城公園の野良たちには耳カットが主流のようです。
ちなみにネットで調べてみたら、オスは右耳、メスは左耳というルールがあるようなんですが、全国的に普及しているのかどうかは分かりません。 この子は、たしかオスだったと思うけど左耳カットやし・・・
もう少し仲良くなったら確認してみようと思っています。(笑)
不妊手術を行った猫には誰もが一目でわかるような共通の目印を必ず付ける。
そしてその目印がある猫は、地域で見守られている地域猫という存在なのです。
飼い主に捨てられても、案外幸せな第二の猫生を送っているのかもね。^^